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イタリック祖語

*fungōr

果たす

to perform

英語での現れ方

ラテン語 fungor(務めを果たす・遂行する)の完了分詞から名詞 fūnctiō(遂行)ができ、フランス語を経て function になった。芯は「果たすべき務め」で、そこから機械や器官の「機能」、数学の「関数」、さらに「行事・式典」まで意味が伸びている。形容詞 functional は「機能上の・実用本位の」と幅広く、functionality(機能性)、functionary(職務を果たす人→役人)、functionalism・functionalist(機能主義)と学術語も多い。

この家族の特徴は「うまく働かない」を作る接頭辞の豊富さで、mal-(悪く)の malfunction・malfunctioning、dys-(不調の)の dysfunction・dysfunctional、non- / un-(〜でない)の nonfunctional・unfunctional が並ぶ。disfunction は dysfunction の異綴りで、書くときは dys- のほうが標準。fung はラテン語の現在形に近い綴りが残ったもので、fungible は「代わりに務めを果たせる→代替可能な」、fungibility は法律や経済でいう代替性。