EnglishBattle

イタリック祖語

*preiwos

英語での現れ方

もとは「他から切り離された・その人だけの」という意味で、ラテン語 prīvus(個々の)→ prīvātus(公のものでない)と進んだ。英語ではこの privat の形が中心になり、private(私的な)・privately・semiprivate、そして「公有を私有に移す」privatize / privatise とその名詞 privatization / privatisation が並ぶ。privateer は国から許可を得た私掠船で、「私人が行う戦争」という発想。

短い priv の形は古い借用に残り、privilege は「その人だけに向けた法(prīvus + lēx)」、privy は「内々の・関係者だけの」、privily は「ひそかに」を表す。privation(欠乏)は「取り上げられた状態」で、privacy(他人から切り離されていること)と同じ「切り離す」感覚から出ている。-ize と -ise、-ization と -isation は米英の綴り違いなので、どちらか一方に揃えて書くこと。