印欧祖語
*tenkóm
英語での現れ方
古英語 þing には、集会や議論する事柄、物事を表す意味があった。この流れの thing は、名前を詳しく言わずに物や出来事を指せる語になっている。nothing は「何もない・何も〜ない」、nothingness は何も存在しないことや空虚さ。plaything は遊ぶための物から、相手に都合よく扱われる存在にも使われる。
hustings は北欧の「家での集会」に由来する呼び名で、選挙の演説台や選挙活動の場を指すようになった。物事を話し合う集まりという古い枝が、ここには残っている。また、口語の発音を写した ting は thing、nun は nothing の意味で使われ、sum にも「何か」を表す口語の短い形がある。sum は合計、nun は修道女という日常的な別用法もあるので、この家族で扱うのは会話の発音を反映した用法だ。