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ラテン語

-ficātiō

英語での現れ方

ラテン語で「作る・する」を表した動詞が語の後半に立つと -ficāre となり、その名詞形 -ficātiō がフランス語を経て英語の ification になった。芯にあるのは「〜という状態に作り変える」で、acidification(酸性にすること)、densification(密にすること)、gasification(気体にすること)、solidification(固体にすること)のように、理科系の語では変化の前後がそのまま語に書き込まれている。ossification は骨に変えること、versification は詩の形にすること、typification は型として示すことで、後半が同じでも前半の分野は理系にも人文系にも及ぶ。

コツは、この語尾を見たら必ず「動詞があるはず」と考えることで、nullification には「無効にする」動詞が、mystification には「煙に巻く」動詞が対応している。名詞のほうが先に目に入っても、-ification を外して -y に戻せば動詞が復元できる。注意したいのは、facere 系の語尾なので「作る」のニュアンスが常に残り、単なる状態名詞ではなく「誰かが/何かがそう変えた」という他動性を含みやすいこと。detoxification のように、途中の語形が省かれて detox という短い形が独立することもある。