西ゲルマン語
*þār
英語での現れ方
- therethere・thereness
- there-(複合語)therefore・therefor・thereby・therein・thereof・thereon・thereto・therewith・therewithal・thereafter・theretofore・therefrom・thereabout・thereabouts
基本の意味は場所の「そこ」で、そこから「その点で・それについて」と抽象化した。複合語の意味は後ろに付く語が決め、therefore(それゆえ)、thereby(それによって)、therein(その中に)、thereof(それの)、thereto(それに)、thereafter(その後)、therefrom(そこから)のように、関係を示す語がそのまま訳語に出る。thereabout・thereabouts は「その辺り・おおよそ」。
注意すべきは使われる場面で、これらは日常会話にはほとんど現れず、契約書・法律文・古い文体に集中する。読解のコツは、there を「それ」に置き換え、後ろの語を前に回して訳すこと(thereof なら「それの」、thereafter なら「その後」)。theretofore・therewithal のように語を重ねた長い形も、同じ手順で分解すれば意味が取れる。therefor と therefore は別語で、前者は「そのために」を指す法律文の語。