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ゲルマン祖語

*burstiz

剛毛

bristle

英語での現れ方

同じ語が二つの経路で英語に入った例。古英語 byrst から直接来たのが brist で、bristle は硬い毛そのもの、bristly・bristled はそれを持つ状態を指す。もう一方はフランク語 *bursti がロマンス語圏に借りられ、古フランス語 broisse を経て brush になった。今では道具の名として定着し、毛の意味は brist 側に残っている。

brush は「ブラシ」から「ブラシをかける・かすめる」という動詞に広がり、用途を前に置く型(paintbrush・toothbrush・hairbrush・airbrush)と、動作・結果を表す型(brushing・brushed・unbrushed・brushwork)で語を増やしている。植物の茂みを指す brushwood・underbrush・sagebrush・bottlebrush・brushy も同じ綴りで、毛束のイメージがそのまま枝の束に移ったとされる。