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印欧祖語

*h₁op-

望む

to desire

英語での現れ方

「求める・手に入れる」を表した語根から、「(手に入る限りの)すべて」を意味するラテン語 omnis が出たとされる。英語での現れ方はほぼ接頭辞 omni に集中し、omnipotent(全能の)、omniscient(全知の)、omnipresent(遍在する)、omnivorous / omnivore(雑食の)、omnidirectional(全方向の)のように、後ろの語根の意味を「すべてに及ぶ」と広げる。名詞形は omnipotence・omnipresence。

もう一つの顔が bus。ラテン語の与格複数 omnibus(すべての人のために)と名づけられた乗合馬車から後半が独立し、現代の bus になった。そこから autobus・minibus・airbus・trolleybus という乗り物名や、busman・busboy・busload・busbar という複合語が作られている。硬い omni- と身近な bus が同じ語族という点だけ押さえておけばよい。