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Proto-Hellenic

*hístāmi

英語での現れ方

中心の意味は「立つ・立たせる」。動かずに立っている状態が static で、hydrostatic・electrostatic・orthostatic のように「静止した状態での」を表す。立ち方そのものを名詞にしたのが stasis で、homeostasis(同じ状態に保つこと)・hemostasis(止血)のように「保たれた釣り合い」を指す。接頭辞が付くと立つ位置が変わり、ecstasy は「外に立つ→我を忘れる」、metastasis は「移って立つ→転移」、apostasy は「離れて立つ→背教」、hypostasis は「下に立つもの→本体」。system は「共に立たせたもの=組み上げたもの」で、ecosystem・subsystem・systematic はそこから広がった。

この家族の意外な広がりが酵素の名前。ギリシャ語で「引き離すこと」を意味する語から名づけられた酵素名の後半が切り出され、ase が「〜に働く酵素」を表す語尾になったとされる。lactase・amylase・protease・urease のように前半が働きかける相手を示すことが多く、polymerase・transcriptase・kinase のように働きの種類を示すこともある。長い名前でも -ase の前で切り、前半を読めば何の酵素かおおよそ見当がつく。