印欧祖語
*ǵn̥h₁tós
英語での現れ方
- natnative・natal・nativity・natality・nativism・nativist・nonnative・neonatal・prenatal・postnatal・antenatal・perinatal・cognate
- naivnaive・naively・naivete・naivety
印欧祖語の「生まれた」を表す形が、イタリック語派を経てラテン語 nātus になり、英語には nat の形で大量に入った。意味は一貫して「生まれる・生まれつき」で、native(生来の・土着の)、natal(出産の)、natality(出生率)が土台。医学では neonatal・prenatal・postnatal・perinatal・antenatal のように、出産を基準にした時間の目盛りとして働く。
もう一つの流れがフランス語経由の naiv で、naive(生まれたまま→純真な)、naively、naivete / naivety と続く。nee(旧姓〜)、nada、puny(後から生まれた→ひ弱な)のように、綴りからは見えにくい仲間もある。コツは接頭辞を先に読むこと。co- なら「共に生まれた」(cognate)、non- なら「その土地生まれでない」(nonnative)と、意味が機械的に決まる。