印欧祖語
*pelH-
青白い・灰色の
pale, gray
英語での現れ方
- pal / pallpale・paleness・pallor・pallid・pallidum・pall・palomino・appall・appalled
- poliopolio・poliovirus・poliomyelitis
ラテン語系で入った pal / pall が主力で、pale(青白い)、paleness、pallor(蒼白)、pallid(血の気のない)と、顔色の乏しさを表す語が並ぶ。動詞の pall は「色あせる→興味を失わせる」、appall・appalled は「顔が青ざめるほど驚かせる」で、感情の語もここから出る。馬の毛色を指す palomino も淡い色から。脳の淡蒼球を指す解剖用語 pallidum も同じ「淡い」。
ギリシャ語系では polio(灰白色)となり、poliomyelitis(灰白髄炎)=略して polio、poliovirus のように医学用語を作る。ゲルマン系の本来語では f で始まり、fallow(淡い黄褐色の・休閑地の)、foal(毛色の淡い仔馬)がそれにあたるとされ、フランス語 fauve を経た fauvism(フォーヴィスム)も同系とされる。p か f か polio かで由来した言語が読み取れる家族。