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西ゲルマン語

*waskan

洗う

to wash

英語での現れ方

語形の変化がほとんどなく、wash ひとつで動詞にも名詞にもなる。道具や場所を表す派生が豊富で、washer(洗う人・洗濯機・座金)、washboard(洗濯板)、washtub、washbasin(洗面台)、washstand、washroom(手洗い)、washcloth(体を洗う布)、dishwasher・dishwashing(食器洗い)、handwash。形容詞は washable(洗える)、washy(水っぽい)、unwashed(洗っていない)で、awash は a-(〜の状態で)が付いて「水浸しの・あふれて」。

面白いのは後ろに置かれたときで、「洗って何かを消す」比喩に傾く。whitewash はもとの「白く塗る」から「不都合を塗りつぶす→取り繕う」へ、brainwash は「脳を洗う→洗脳する」(brainwashed・unbrainwashed)へ広がった。hogwash は豚に与える残飯から「たわごと」、eyewash は洗眼液から「ごまかし」、backwash は船の後流から「余波」、washout は「(雨での)流失・失敗」へと意味が移っている。mouthwash(洗口液)や stonewash(石で洗って色を落とす加工)のように文字どおりの語と、比喩に転じた語が混在するので、複合語ごとに意味を確認したい。