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ゲルマン祖語

*bazją

小さな果実

berry

英語での現れ方

「実」を意味したゲルマン語の名詞に遡り、英語では berry ただ一つの形で受け継がれている。単独でも使うが、複合語の後半に立つ働きが際立っており、色を示す blackberry・blueberry、生育地や姿から名づけられた strawberry・cranberry・gooseberry・mulberry・elderberry・chinaberry・sugarberry・hackberry・dewberry・snowberry・sparkleberry・winterberry・lingonberry、味や用途を示す teaberry・spiceberry・soapberry・thimbleberry・wineberry、性質を示す baneberry(毒のある実)、動物にちなむ bearberry などが作られてきた。新種や交配種にも同じ型が使われ、serviceberry・sunberry・twinberry・boysenberry・loganberry のように今も語が増えている。

コツは、この要素が「実そのもの」を意味するので、前半の名詞を訳して「〜の実」と組み立てれば足りるという点。注意したいのは名前と植物学的な分類がずれることと、同じ実が地域によって別の名で呼ばれることがある点である。また framboise は、同じゲルマン語系の「やぶの実」に当たる語がフランス語を経て入ったものとされ、berry の綴りを残していないので、仲間だと気づきにくい。