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イタリック祖語

*kəntom

英語での現れ方

ラテン語 centum(百)から。通貨の cent は「一ドルの百分の一」、時間では century(百年)・centenary(百年祭)・centenarian(百歳を超えた人)で、倍数を付けて bicentenary(二百年)・tercentenary / tricentenary(三百年)と作る。ローマ軍の百人隊長が centurion、百分位を表す統計用語が centile、百ポンド単位が cental、百の足を持つと見立てた虫が centipede。

コツは、「百分の一」と「百倍」の二方向を区別すること。単位接頭辞の centi は前者で、centimetre、centigrade(百等分した目盛り→摂氏)。イタリア語では cento となり、quattrocento(1400年代→十五世紀のイタリア美術)のように年代を呼ぶ。quintal(重量単位)はラテン語 centēnārius がアラビア語を経て戻ってきた語とされ、日本の「銭」sen やサモアの sene は cent を借りたもの。cwt(ハンドレッドウェイト)や cgs(センチメートル・グラム・秒)のような略号にも百が隠れている。