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印欧祖語

*pénkʷe

英語での現れ方

本来語では母音が変わって five と fif に割れるのが特徴で、基数は five、序数は fifth・fifthly、十五は fifteen・fifteenth、五十は fifty・fifties・fiftieth となる。「五倍・五重の」は fivefold、口語で五ドル札や五ポンド札を指すのが fiver、球技の名としての fives もある。数詞は日常語なので綴りの割れだけ押さえておけば足りる。

学術語ではギリシャ語系の pent(a)- が働き、図形の pentagon・pentagonal(五角形)、pentagram(五芒星)、競技の pentathlon(五種競技)、音楽の pentatonic(五音音階の)、化学の pentose・pentoxide・pentavalent・pentaerythritol、集合を指す pentad。ラテン語系の quint- は quintuple(五倍にする)、quintal、quintillion、トランプやサイコロの quint。中でも quintessence は、古代の四元素に次ぐ「第五の元素」が原義で、そこから「物事の真髄」に転じ、形容詞 quintessential は「まさにそれらしい」を意味する。フランス語式の cinque も札やサイコロの五。femtosecond の femto- は北欧語の「十五」から、petabyte の peta- は pent(a)- を縮めて作られたとされ、古い数詞が現代の造語にも生きている。