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印欧祖語

*tek-#-2

織る

to weave

英語での現れ方

出発点は織物で、語を織り上げたものが text(文章・本文)という発想が全体を貫く。textbook(教科書)、いっしょに織り込まれた背景が context(文脈)で、形容詞 contextual、副詞 contextually、立場を表す contextualism が続く。織り目そのものを言えば texture(手ざわり・質感)、textured(質感のある)になり、文書どうしを織り合わせた hypertext もこの綴りのまま作られた新しい語。

もう一つの現れ方が toilet で、もとは「小さな布」を意味し、化粧の際に置いた布から「身支度」、さらに「洗面所」へと移った。toiletry(洗面用品)、フランス語形をとどめた toilette(身支度)に古い意味が残っている。コツは、text を見たら「織る・編む」に戻すこと。context を「文章と一緒に織り込まれたもの」と読むと、辞書的な訳語より意味の輪郭がつかみやすい。注意点は、toilet 系には text の綴りが残らないので、綴りだけでは同じ家族と気づけないこと。