古フランス語
es-
英語での現れ方
ラテン語の ex-(外へ・すっかり)は古フランス語で es- という形になり、のちに s が落ちて é- になった。英語には二つの姿で入っている。一つは語頭に e だけが残った形で、evaluate(値を外に出す→評価する)、ecru(生成りの)、elan(勢い)がこれ。英語に入ったあとは自由に派生し、evaluation・evaluator・evaluative・reevaluate・reevaluation と広がった。
もう一つは、逆に e が落ちて子音だけが残った sq / sc の形で、squat(しゃがむ・不法占拠する。squatter・squatting・squatty)や scaffold(足場・処刑台。scaffolding)がそれにあたる。rejoice も re- と古フランス語の esjoir(喜ばせる)が結んだ語で、間に隠れた es- は今の綴りからは見えない。この接頭辞は意味の手掛かりというより、語頭の綴りが崩れやすいという点を知っておくためのもので、e- や s- の下にラテン語の ex- が隠れていることがある、と押さえておけばよい。