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conflictstruggle の違い

conflict は両者がぶつかる「対立」、struggle は困難に向かってもがく「苦闘」。登場人物の構図が違います。

結論

conflict 対立・衝突・紛争」— 2つの勢力・利害・感情がぶつかり合う

struggle 苦闘・もがき/懸命に努力する」— 困難や強い相手に立ち向かう

ぶつかり合いが conflict、立ち向かうもがきが struggle。

比較表

conflictstruggle
構図
A対B(双方向の衝突)
人→困難(一方向の奮闘)
品詞
名詞・動詞(矛盾する)
名詞・動詞
よく使う形
a conflict between A and BAとBの対立
conflict of interest利益相反
struggle with / against 〜〜に苦しむ・立ち向かう
struggle to do〜しようと悪戦苦闘する
例文
The two schedules are in conflict.2つの予定がかち合っている。
He struggled to open the jar.彼は瓶を開けようと悪戦苦闘した。

語源でわかる違いと覚え方

conflict はラテン語 cōnflīgō「激突する」— con-(共に)+ flīgō(強く打つ)。「互いに打ち合う」が原義です。struggle はゲルマン系で、中期英語 struglen「抵抗に対して激しく戦う」から。もがく身体の動きがそのまま単語になっています。

flīgō「打つ」の家族には inflict(罰・打撃を与える)と affliction(苦しみ=打ちつけられたもの)がいます。conflict の動詞用法「矛盾する」(The reports conflict.=報告が食い違う)も「ぶつかり合う」の延長。struggle は打ち負かされそうな側の視点の語で、the struggle for survival(生存競争)のように「必死さ」が宿ります。

使い方と例文

conflict の使い方

conflict between / over 〜対立・紛争

  • a conflict between the two departments2部門間の対立
  • armed conflict武力紛争

conflict = 動詞「矛盾する」データ・予定が食い違う

  • The two accounts conflict with each other.2つの証言は食い違っている。

struggle の使い方

struggle with / to do〜に苦しむ・〜しようともがく

  • Many students struggle with grammar.多くの学生は文法に苦労する。
  • The company is struggling to survive.その会社は生き残りに苦闘している。

After years of conflict, both sides now struggle to rebuild trust.

長年の対立を経て、双方はいま信頼の再構築に苦闘している。

よくある間違い

×I have a conflict with English grammar.(「苦労している」のつもり)

I struggle with English grammar.

困難への苦労は struggle with。conflict with だと「英文法と対立している」ことになります。

理解度チェック

(利害のぶつかり合い。)

(困難へのもがき。)

よくある質問

Q. 予定が「コンフリクトする」というIT用語も同じ?

同じです。スケジュールの conflict(かち合い)、Gitのコンフリクト(変更のぶつかり合い)— どれも「2つのものが衝突する」という原義そのままの用法です。

同じ語源の仲間

inflict は「打ち付ける」、affliction は「打ち付けられた苦しみ」。conflict と同じ flīgō「打つ」の家族です。

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