印欧祖語
*seh₂-
満ち足りさせる
to satisfy, to sate
英語での現れ方
印欧祖語で「満ちる・満たす」を表した語根。ラテン語 satis(十分)経由の sat が中心で、satisfy(十分にする→満足させる)、saturate(満たしきる→飽和させる)、satisfaction(満足)のように「満ち足りる」の意味がそのまま生きている。
ラテン語 sānus(満ち整った→健全な)につながる系統からは san の形が生まれ、sanity(正気)、insane(健全でない→正気でない)に現れる。ゲルマン語系の本来語では sad がこの仲間で、原義は「満腹した」。満腹→鈍重→沈んだ、という流れで「悲しい」に転じたという意味変化が面白い。
この語源をもつ英単語
- asset資産・資産
- dissatisfied不満な
- insane非常識な・精神異常の
- insanity精神病
- overseas海外で・海外の
- sad悲しい・悲しみを引き起こす
- sadden悲しませる
- sadly残念ながら・悲しみを持って
- sanitation衛生管理
- sanitize清潔にする
- sanity正気
- satisfaction欲望や必要を満たすこと・喜び
- satisfactorily満足のいくように
- satisfactory満足な
- satisfied満足している
- satisfy満足させる
- saturate飽和させる
- saturated飽和した
- seafood魚介類
- seaport港
- seaway航路
- secular世俗的な
- secularisation非宗教化
- soul人・魂