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Proto-Hellenic

*gʷous

英語での現れ方

ギリシャ語 βοῦς(牛)は、乳やチーズと結びついて英語に入った。βούτῡρον(牛のチーズ)がラテン語 būtȳrum を経て butter となり、buttermilk・butterfat・buttery のような日常語の土台になっている。butterfly・butterscotch のように、バターの色や質感からの連想で名づけられたとされる語も多い。

もう一つの経路が化学用語で、バターから取り出された酪酸(butyric acid)の名を通じて but が炭素四個の化合物を表す約束事になり、butane・butene・butanol・butyl・butylene が並ぶ。三つ目が「牛のように」という強調で、bulimia(牛のような飢え→過食症)や hecatomb(牛百頭の犠牲→大量の犠牲)にその感覚が残る。牛が身近な富だった時代の言い方が、現代の医学・化学用語の中に生き延びている家族。