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印欧祖語

*tpelH-

城塞・都市

a stronghold; a city

英語での現れ方

もとは高台の砦を指し、そこに人が住みついて都市国家 πόλῐς になったとされる語根。acropolis が「高いところの町=城塞」であることに、その古い姿がよく残っている。英語に入ったのはほぼすべてギリシャ語・ラテン語を経た学術語と行政語で、都市名の語尾 polis がいちばん元の意味に近く、necropolis(死者の都市→大墓地)、megalopolis(巨大都市圏)、metropolis(母市→中心都市)と続く。

語族の主力は都市の運営を表す polit で、politics・politician・political・polity・politico・politically と、政治の語彙をほぼ独占する。同じ否定辞でも impolitic は「賢明でない」、apolitical・nonpolitical・unpolitical は「政治に関わらない」と意味がずれるので、綴りだけで判断しないこと。行政の側面から出た polic は police(警察)と policy(方針)に分かれ、pol は politician の口語的な短縮。