EnglishBattle

古代ギリシア語

ἐπῐ-

上に・〜に加えて

on, upon

『上に』『さらに』の意を加える

英語での現れ方

前置詞 ἐπί は「〜の上に」。体の表面や外側を指す医学用語が多く、epidermis(表皮)・epithelium(上皮)・epiglottis(声門の上のふた=喉頭蓋)・epicondyle・epidural(硬膜の上)・epiphysis がその一群。地学の epicenter(震源の真上)も同じ読み方をする。ephrine の epinephrine は「腎臓の上の腺=副腎から出る物質」で、norepinephrine・phenylephrine と続く。

位置だけでなく「その後に付け加わる」意味もあり、epilogue(後書き)・epitaph(墓に刻む文)・epigram・epigraph・epenthesis(語中への音の挿入)がその側。母音や気息の前では eph / ephe に姿を変え、ephemeral(一日限りの→はかない)・ephemeris・ephedra が例。ἐπίσκοπος「上から見張る人→監督者」はラテン語を経て縮み、日常語の bishop(archbishop・bishopric)と学術語の episcopal・episcopate が episcop / bishop という同じ語の二つの姿になっている。