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イタリック祖語

*grānom

穀粒

grain

英語での現れ方

中心の意味は「粒」。grain は穀物の粒(grainfield=穀物畑)から、写真や画面の粒子(grainy・graininess)、木材や革の「木目・きめ」(woodgrain・graining)へ広がった。in-(中へ)+grain の ingrain は「繊維の芯まで染める」ことで、ingrained(深くしみ込んだ・根深い)の形で使うことが多い。grosgrain は「太い畝(うね)」の織物を指す。

指小辞 -ule が付いた granul は科学・医学の語を大量に作る。granule(顆粒)、granular・granularity(粒状の・粒度)、granulate・granulated(粒状にした。granulated sugar=グラニュー糖)、granulation、granuloma(肉芽腫)、granulocyte・granulocytic(顆粒球)、a-(無い)を付けた agranulocytosis(無顆粒球症)。穀物を収める場所は granary(穀倉)、農場の建物を指す grange も同じ源で、貯蔵する動詞の garner や重さの単位 gram もこの家族に連なる。粒→粒子→きめ、という順に意味をたどると全体が見通せる。