印欧祖語
*h₁édti
英語での現れ方
- eateat・eater・eating・eatery・eatable・overeat・beefeater・anteater
- edibedible・edibility・inedible
- obesobese・obesity
- etchetch・etching・etched・etcher
- fretfret・fretful
- toadtoady・toadyish
本来語の eat がまっすぐこの語根を継いでいて、eater・eating・eats・eatery(食事処)、eatable・uneatable のほか、何を食べるかを前に置いた beefeater・anteater、度を越す overeat・overeating を作る。ラテン語 edō を経た硬めの語が edib で、edible(食べられる)・inedible・edibility は eatable より改まった言い方。同じラテン語系の comestible も「食べられるもの」を指す。obes の obese・obesity は「すっかり食べた」が原義とされる。
etch はドイツ語系から入った語で、「酸に金属を食わせる」ことから etching(腐食版画)・etched・etcher。fret は「食い荒らす」が原義で、そこから「すり減らす→気をもむ」へ移り、fretful(いらだった)になった。toad の toady・toadyish は、ヒキガエルを食べてみせた見世物の助手を指した語から「へつらう者」へ変わったとされる。イディッシュ語を経た fress のように綴りからは見えにくい語もあるが、中心には常に「口に入れる」という動作がある。