西ゲルマン語
*dōn
英語での現れ方
- dodo・done・redo・undo・outdo・overdo・doable・undone・overdone・underdone
- doerdoer・undoer・wrongdoer・evildoer
- deeddeed・deeds・misdeed
- doingwrongdoing・undoing
英語でもっとも基本的な動詞の一つで、単独の意味が薄いぶん、接頭辞との組み合わせで意味が決まるのが特徴。re-(redo=やり直す)、un-(undo=元に戻す)、out-(outdo=上回る)、over- / under-(overdo=やりすぎる、underdone=火の通りが足りない)と、前に付く要素を読めば意味がとれる。可能を表す -able も付き、doable(実行できる)・undoable(取り消せる/できない)と作る。
名詞側では、古い名詞形の deed(したこと→行い・功績)と、mis- の付いた misdeed(悪事)が残る。行為者は doer で、wrongdoer・evildoer・undoer のように、悪い側の語で使われることが多い。注意すべきは形の重なりで、done は「終わった」、undone は「ほどけた」と「やり残した」の二義、undoable も文脈で正反対の意味になりうる。