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ゲルマン祖語

*spinnaną

紡ぐ

to spin

英語での現れ方

ゲルマン語で「繊維をよって糸にする」動作を指した語。英語の spin は不規則変化 spin-spun-spun で、過去分詞 spun が homespun に残る。糸を作る工程から回転一般へ意味が移ったため、spinning は「紡績」と「回転」のどちらでも使え、行為者の spinner は紡ぐ人にも回すものにも当たる。近年は「話を都合よく回す」の意味も生まれ、spinmeister(世論操作の巧者)はその流れの新しい語。

派生の中心は道具と生き物で、spindle(紡錘)は細さの比喩へ進み spindly・spindleshanks を作る。spider は糸を出す生き物としてこの家族に入るとされ、spiderwort のように植物名にも使われる。spinster は「紡ぐ人」から未婚女性を指すようになった歴史のある語だが、現在は古風で否定的に響くため、使う場面には注意したい。