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ゲルマン祖語

*laidijaną

導く

to lead

英語での現れ方

ゲルマン祖語の段階で、「行く」という動詞から「行かせる」という使役形が作られ、それが「道・旅」を意味する名詞と対になっていた。英語の lead はその使役形の直系で、「自分が行く」ではなく「相手を行かせる」が原義。導かれる相手や到達点がいつも意識されるのはこのためで、「〜という結果につながる」の用法もここから素直に説明できる。

同じ形はドイツ語や古ノルド語にも残り、英語のなかでは行為者を作る leader 型の複合と、mis- を足した mislead 型の二方向に増えた。leaded・leadless のように、綴りが同じ金属の lead 由来の語と見分けがつかない派生もあるので、文脈で判断する必要がある。fairlead は綱を正しい方向へ導く船具で、古い「導く」の意味がそのまま残っている例。