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印欧祖語

*bʰelǵʰ-

膨らむ

to swell up

英語での現れ方

袋のように「ふくれる」が出発点。体の膨らみが belly(腹)で、underbelly(下腹→弱点)、potbelly、bellybutton(へそ)、bellyache。空気でふくらむ革袋が bellows(ふいご)、そこから出る音の動詞が bellow(大声で吠える)。波の膨らみが billow、張り出すのが bulge、詰め物でふくらませた支えが bolster。

意外なのが fool で、ラテン語 follis(革袋・ふいご)が「中身のない者」に転じたとされる。foolish・foolery・tomfoolery・foolhardy(無謀な)、綴りの離れた folly まで同じ「ふくらんだ袋」のイメージにつながる。ふくらんでいるが中は空気、という含みが fool の側に強く残っている。