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印欧祖語

*troséyeti

怖がらせる

to frighten

英語での現れ方

「震えさせる」を意味した使役の動詞形に遡り、ラテン語 terreō を経て英語に入った。中心は terror(恐怖)で、形容詞 terrible、副詞 terribly、名詞 terribleness と素直に派生する。de-(離して)+terreō の deter は「怖がらせて思いとどまらせる」で、名詞 deterrent は抑止力、否定形 undeterred は「ひるまずに」。硬い文章でも日常語でもよく出る組み合わせ。

意味の注意点は二つ。ひとつは terrific が「恐ろしい」から「素晴らしい」へ転じ、terrible と正反対の評価語になっていること。もうひとつは terror から作られた terrorism・terrorist・terrorize(terrorise)が、政治的な暴力を指す語として固定していることで、counterterrorism・bioterrorism・theoterrorism のような複合語もこの枠で使われる。terry(タオル地)は無関係な同綴りの語。