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ゲルマン祖語

*skaljō

英語での現れ方

原義は「割れて剥がれるもの」で、名詞 shell は卵・木の実・貝・甲羅など「中身を包む固い外側」を広く指す。何を包むかを前に置いた複合語が多く、eggshell(卵)、nutshell(木の実)、seashell(海の貝)、clamshell(二枚貝→折りたたみ式の形)、shellfish(殻のある生き物→貝・甲殻類)、tortoiseshell(べっこう)。shellac は薄片状の樹脂の名から来ている。

動詞では「殻をむく」で、shelled・unshelled・sheller が対応する。さらに「金属の殻=砲弾」の意味が生まれ、そこから shelling(砲撃)が出た。bombshell は「爆弾」から「衝撃的な知らせ」への転用。フランス語を経て入った scale(うろこ・薄片)も同じ語にさかのぼるとされ、sh- で始まる形が「包む固い殻」、sc- で始まる形が「薄く重なる片」と役割が分かれている点を押さえておくとよい。