印欧祖語
*ǵews-
味わう・選ぶ
to taste or choose
英語での現れ方
- choos / chos / choicchoose・chooser・chosen・choice
- costcost・costly・costless・costliness
- gustgusto・gustatory・degustation・disgust・disgusted・disgustedly
味を見て取捨する、というのが出発点で、英語では「選ぶ」側と「味わう」側に分かれている。ゲルマン語系の choose は選択そのもので、不規則変化の過去分詞 chosen(選ばれた)、名詞 choice(選択・えり抜きの)、chooser(選ぶ人)が一組。cost も「値踏みして選び取ること」から「費用」になったとされ、costly(高くつく)、costliness(高価さ)、costless(費用のかからない)と派生する。
ラテン語の「味」を経た gust 系は味覚の側に残り、gusto は「味わうような熱意・好み」、gustatory は味覚の、degustation は試飲・試食。dis- が付いた disgust は「味が合わない→嫌悪」で、disgusted・disgustedly と感情の語になる。注意点として、風の一吹きを指す gust や gusty は綴りが同じでも別の語なので、味の意味で読まないこと。