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印欧祖語

*gʷʰleǵʰ-

英語での現れ方

ラテン語 flectō の語源については確かなことがわかっておらず、この語根から出たとされるにとどまる。英語の学習者にとって大切なのは、接頭辞で意味が決まるという点のほうで、re-(後ろへ曲げる→反射する・省みる)、de-(下や横へ曲げる→そらす)、in-(中へ曲げる→語形を曲用させる)、circum-(まわりに曲げる→曲折記号)、genu-(ひざを曲げる)と読めばおおよそ当たる。

語幹は二つあり、動詞とその直接の派生語は flect、形容詞や名詞は flex に寄る。この使い分けが崩れる語もあって、flexion と flection、inflexion と inflection のように両方の綴りが行われるものがある(英国式は -xion、米国式は -ction が多い)。日常でいちばん使うのは flexible(融通のきく・柔軟な)と、その反対語 inflexible。医学では dorsiflexion(背屈)のように flexion が関節の曲げを表す専門語になる。reflexology(反射療法)や reflex(反射・反射的な)のように、reflex- で始まる語は「意識せずに返ってくる反応」を指す点で共通している。