印欧祖語
*glewbʰ-
割る・裂く
to split, to cleave
英語での現れ方
- cleav / cleft / clovcleave・cleavage・cleaver・cleft・cloven・clove
- glyphglyph・hieroglyph・hieroglyphic・petroglyph
「割る・切り分ける」につながる仲間で、古英語 clēofan を受け継ぐ枝には cleav / cleft / clov が現れる。cleave は割る、cleaver は肉や骨を切る大きな包丁で、cleavers にはその複数形もある。cleft・cloven は割れた状態に使う形。clove のニンニクの一片という意味も、球から分かれた一つの部分として捉えられる。
ギリシャ語の「刻む」に関わる枝では glyph が目印になる。glyph は字や記号の形、hieroglyph はヒエログリフの文字、petroglyph は岩に刻まれた図像を指す。ものを割る動きと表面を刻む動きを結び付けると、調理道具と文字の名前にも共通点が見える。glume はイネ科植物の花のまとまりの根元にある、薄い苞などを指す植物学の語で、ラテン語 glūma の殻・皮につながる。