ゲルマン祖語
*staigijaną
英語での現れ方
この家族では、高く上げることから段や急な傾きを表す形が広がった。stair は階段の一段を指し、stairs はひと続きの階段、staircase は段や手すりを含む階段の構造を表す。stairway は上り下りする通路としての階段に目を向ける。足を置く段から、上下の階をつなぐ設備全体へ視野を広げると、似た語の意味を整理しやすい。
upstairs は「上の階へ・上の階で」、downstairs は「下の階へ・下の階で」。stairhead は階段を上り切った所、stairwell は階段を収める吹き抜けの空間を指し、建物の断面を思い浮かべると位置が分かる。stay にも、古英語の再建形 *stǣġe に続く「険しい・急勾配の」という古い方言の用法がある。ここでは階段と斜面を結ぶ、高低差のある場所を上る感覚が共通している。