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印欧祖語

*h₁rowdʰós

赤い

red

英語での現れ方

印欧語の色名の中でも古い層に属し、多くの言語で「赤」を表す語の源とされる。英語に伝わった経路はゲルマン語系で、母音は変わったものの r と d の骨格を保ったまま red になった。単音節で使いやすいため、redcap・redcoat・redneck・redhead のように人を指す語から、redbud・redwood・redwing のように動植物を指す語まで、複合語の材料として広く使われている。

現代英語での現れ方はほぼ red の一語に集中していて、そこから redd(redden・reddish・reddened)という派生と、たくさんの複合語が広がった形になっている。infrared(赤外線)・redshift(赤方偏移)・redline のような近代の術語も、この一語を素材に作られたもの。語源をたどるより、「red + 何」に分けて読む習慣をつけるほうが役に立つ家族。