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古代ギリシア語

δῐ-

二・二重

two; twice

二重の意の語を作る

英語での現れ方

数の 2 を表す接頭辞で、いちばん活躍するのが化学。dioxide(酸素が2つ)、dioxin、dichloride、diamine、diol、propanediol、estradiol、dicarboxylic、disaccharide(糖が2つ)、dimer(単位が2つ)、dipole(極が2つ)、diode(電極が2つ)のように、後半が数えられるものなら機械的に付けられる。mono-・tri-・tetra-・oligo-・poly- と入れ替えれば数の違いだけが変わるので、長い化合物名でも di- の後ろを読めば構造の見当がつく。diazepam・diazoxide・benzodiazepine のような薬品名の di- も、多くはこの「2つ入っている」を指している。

化学以外にも同じ理屈が通る。dilemma(2つの前提に挟まれる→板挟み)、diphthong(2つの音→二重母音)、digraph と digram(2文字で1つの音)、diat の diatom(2つに割れる→珪藻)・diatomic、dicot の dicot・dicotyledonous(子葉が2枚)、dimorphic(2つの形をとる)、dizygotic(受精卵が2つ→二卵性)、dipterocarp(翼が2枚ある実)。ただし語頭の di- がすべて「2」とは限らず、「通って」を表す dia- が縮んだものや、別の接頭辞が変形したものもあるので、後ろが数えられるかどうかで見分けるとよい。

この語源をもつ英単語