古高地ドイツ語
-āri
行為者名詞を作る
英語での現れ方
「〜する人」を作る接尾辞で、働きは英語本来の -er と同じだが、この家族に集まるのはドイツ語の単語ごと借りた語。Jäger(狩人)から jaeger、Boxer から boxer、Walzer から waltzer、Bummler(ぶらつく人)から bummer が来たとされ、いずれも行為者の意味を保っている。bum・stumblebum は bummer から英語内部で切り出された形。
借用の途中で意味が動くのがこの層の特徴で、bummer は「怠け者」から「がっかりする出来事」へ移った。行為者ではなく産地・所属を示す用法もあり、hamburger・burger・cheeseburger、dollar、hock、tala がその側。語尾に er が残っていれば「〜する人・〜のもの」と読めるが、dollar・flak のように語形が大きく縮んだものは、ドイツ語由来と知らないと分解できない。