印欧祖語
*ǵeyH-
口を大きく開ける
to gape
英語での現れ方
- keykey・keyed・unkeyed・keyless・keyhole・latchkey・passkey・keycard・turnkey・keyboard・keyboardist・keypad・keystroke・keynote・keystone
古英語 cǣġ(鍵)から来た語で、この家族はほとんどが key の綴りに集まっている。物としての鍵は keyhole(鍵穴)・latchkey・passkey(合鍵・親鍵)・keycard・keyless(鍵のいらない)、鍵を回せばすぐ動くことから turnkey(引き渡してすぐ使える)。「押す部分」の意味に広がって keyboard・keyboardist・keypad・keystroke が生まれ、keyed・unkeyed のような動詞形も使う。
コツは、比喩としての key を意識すること。keystone はアーチの頂点に据える要石で、そこから「かなめ」の意味に、keynote は基調となる音から「基調講演」へ。名詞の前に置いて「主要な・決定的な」を表す使い方(key point など)もこの延長にある。なお、この家族には quay(船着き場)や chine のように綴りも意味も遠い語が並ぶが、key の仲間として覚える必要はなく、別々に扱う方が実用的である。