EnglishBattle

古代ギリシア語

-ᾰ́ς

集まりを表す名詞を作る・数のまとまりに多い

英語での現れ方

ギリシャ語 -ᾰ́ς(斜格 -άδ-)は「〜のまとまり」を作る接尾辞で、数詞に付いて dyad(二つ組)・triad・tetrad・pentad という語群を生んだ。英語には斜格の形が入ったため、綴りは ad になる。形容詞化は dyadic のように -ic を足すだけ。gonad(生殖腺)も同じ語尾で、gonadal・gonadotropin・gonadotrophin・hypogonadism に受け継がれている。

同じ接尾辞を含む λαμπάς(燃えるもの→たいまつ)は、ラテン語 lampas を経て日常語の lamp になった。こちらは -ad の形が残らないので、数の組を表す学術語と生活語の lamp が同じ家族だとは気づきにくい。lamp 側は lamppost・lampshade・headlamp・sunlamp・lamplight・lamplighter と自由に複合語を作る。語尾 -ad の名詞を見たら「いくつかで一組」を疑うのがコツ。