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印欧祖語

*trís

英語での現れ方

「三つで一組」「三度」という感覚が中心にある。tri は数を表す接頭辞としてよく使われ、tricycle(三輪車)・trilogy(三部作)・triad(三つ組)・triptych(三枚続きの絵)・trilateral(三者間の)のように、後ろの語を三つ分にする。数学や化学では意味が固定していて、trigonometry(三角法)・trigonal・trichloride・trilobate のように「三つの角」「三個の原子」を表す。trillion は千倍を三度重ねた数、trike・trig は口語の短縮形。

もう一つの現れ方が tern / terc で、ternary(三進法の・三部の)・ternate(三枚一組の)・ternion(三つ組)・tercentenary(三百年祭)のような硬い語に残る。tri- ほど目につかないが意味は同じ。どちらの形も前半だけで「三」とわかるので、後半の語を知っていれば全体の意味を推測しやすいのがこの家族の便利なところ。