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印欧祖語

*kaptós

捕らえられた

captured

英語での現れ方

ラテン語 capiō(つかむ)の完了分詞 captus から、俗ラテン語 *captiāre(つかまえようとする)が生まれ、そこから北フランス語系の catch と中央フランス語系の chase という二重語ができたとされる。同じ語がたどった道筋の違いだけで、catch は「つかまえる」、chase は「つかまえようと追う」と役割が分かれた。catcher・flycatcher・oystercatcher のように「〜を捕るもの」を作る使い方が生産的で、catchword・catchphrase・catchy は「耳をつかむ」という比喩の側に伸びている。

purchas は古フランス語で「追い求めて手に入れる」を意味した語に由来し、現代英語では「買う」に落ち着いた。追う→手に入れる、という流れを知っていると purchase と chase が同じ仲間だと納得しやすい。steeplechase は「教会の尖塔を目印に追いかける競走」から来た語で、ketch や sashay のように綴りが崩れて元の形が見えにくくなったものもこの家族に含まれる。