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印欧祖語

*leb-

だらりと垂れる・唇

to hang loosely; a lip

英語での現れ方

中心にあるのは「だらりと垂れ下がったもの」で、そこから体の部位や布の名が生まれた。ゲルマン語系では lip(唇)と lap(垂れた衣の裾→ひざ)が代表で、laptop(ひざの上)、lapel(折り返した襟)、lipstick・tightlipped のように日常語に多い。label も「垂れ下がる細布」から「札」になったとされる。

ラテン語 labium 由来の lab は硬い語に残り、labial・bilabial は音声学で「唇の」を表す。lob は「垂れた部分」で、耳たぶや肺・脳の「葉」を指し、lobe から lobar・lobule・lobotomy・lobectomy と医学語が派生する。同じ「垂れる」でも lip=唇、lob=葉状部と担当が分かれている点を押さえたい。