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ラテン語

-n-

現在語幹に入る鼻音の挿入辞

英語での現れ方

ラテン語で動詞の現在語幹にだけ差し込まれた鼻音の挿入辞。vincere(打ち勝つ)の n がその代表で、現在幹由来の vinc(convince・convincing)には n があるのに、完了分詞 victus 由来の vict(victory・victor・eviction)には n が無い。同じ語根なのに綴りが食い違うのは、この挿入辞が「現在形限定」だったため。

フランス語を経た vanqu(vanquish=打ち破る)にも n が残っている。convince と victory が同族だと気づきにくいのはこの n のせいで、「n はあとから差し込まれた飾り」と知っていれば、n を抜いて仲間を探せるようになる。