EnglishBattle

イタリック祖語

*wolwō

英語での現れ方

ラテン語 volvō(転がす・巻く)から来た家族で、現在形の語幹 volv と完了分詞 volūtus の volut が対になって現れるのが最大の特徴。involve(中へ巻き込む→関与させる)と involved・involvement、revolve(回る)と revolution(回転→革命)、evolve(巻いたものを開く→発展・進化する)と evolution、devolve(下へ転がす→権限を委譲する)と devolution、convolve と convolution(巻き込み→複雑さ・畳み込み)というように、動詞と名詞で綴りが v と t に割れる。convoluted は「幾重にも巻いた→入り組んだ」。

名詞 volūmen は「巻物」で、そこから volume が「一巻の本」→「かさ・体積」→「音量」へ広がった。volumetric(体積の)や hypovolemia(循環血液量の減少)は医学・理科でこの「量」の側を受け継いだ語。フランス語を経た vault は「回転する→アーチを描く・跳ぶ」で、建築のヴォールト天井と、跳躍の vaulting・vaulter の両方になった。回転が速い意味の rev(revolution の短縮)や、腸がねじれる volvulus、つる草の convolvulus も同じ「巻く」から。voluble は「よく回る舌→立て板に水の」。