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印欧祖語

*h₂ékʷeh₂

英語での現れ方

ラテン語 aqua(水)から来た aqua が最も分かりやすく、aquarium(水槽・水族館)、aquatic / aquatics(水生の・水上競技)、subaquatic、aquaculture・aquacultural(養殖)、aquanaut(潜水作業者)、aqualung(アクアラング)のように、後ろの語に「水の」を添える。aque の形では aqueduct(水を導くもの→水道橋)、aqueous(水性の)、subaqueous(水面下の)。aquavit は「命の水」を意味する蒸留酒の名で、同じ発想をケルト語で言った語が縮まったのが whisky / whiskey

ゲルマン語側では、水そのものより「水に囲まれた土地」に残った。古英語で島を指した語を含む island がその代表で、綴りの s は後世に挿入されたものとされる。islet(小島)、islander も同じ枝。ほかに ewer(水差し)はフランス語経由、gouache(不透明水彩)はイタリア語経由、cologne(オーデコロン)は「ケルンの水」という言い方から定着した語で、いずれも「水」を含む表現が名前として固まったもの。aqua を見たら水、island を見たら水に囲まれた土地、と押さえておけばよい。