イタリック祖語
*feiðō
信頼する
to trust
英語での現れ方
- fidconfide・confidence・confident・confidently・confidential・confidentiality・confidentially・confidant・confidante・diffidence・diffident・fiduciary・overconfident・overconfidence
- fiancfiance・fiancee
芯にあるのは「信じて相手に預ける」で、fid の綴りがその印になる。confide は「信じて打ち明ける」、そこから confidence(信頼・自信)、confident(自信のある)、confidential(打ち明けられた→内密の)が並ぶ。打ち明ける相手を指すのが confidant・confidante、財産を信じて託される立場が fiduciary(受託者の)。否定の接頭辞が付いた diffident は「信じきれない→自信のない・遠慮がちな」、over- が付けば overconfident・overconfidence(自信過剰)と、信頼の量で意味が振れる。
コツは、fid を見たら「信頼」を当てて、誰が誰に預けているのかを接頭辞から読むこと。注意点は二つあって、まず confident(自信のある)と confidential(機密の)は綴りが近いのに意味が別なので、-ial が付いたら「秘密の」と切り替える。次に diffident は「無関心」ではなく「自信が持てず控えめ」を指す。fiance・fiancee は結婚を約束した相手のことで、フランス語の形をそのまま借りたため e の数で男女が分かれる。