Proto-Hellenic
*tʰehós
英語での現れ方
- the / theotheism・theist・atheist・monotheism・pantheism・theosophy・theodicy
- thusenthusiasm・enthusiast・enthuse
- theosapotheosis・theosophy・theosophist・theosophical
- thi / thiathiamine・thiazide・thiopental・phenothiazine・thiouracil
ギリシャ語 θεός(神)から、英語の宗教・哲学の語彙ができている。the / theo が中心で、atheism(神が無い)、monotheism(唯一の神)、pantheism(すべてが神)、polytheism(多くの神)、tritheism のように、前に付く接頭辞が「神の数や有無」を決める。-ist を付ければ theist・atheist・pantheist と、その立場を取る人になる。theodicy は「神の正しさを弁じること」、theosophy は「神の知恵」、theurgy は「神に働きかける術」、apotheosis は「神の座へ上げること」から「極致・神格化」へ広がった。
日常語に近いのは enthusiasm で、原義は「神が内に入っている状態」。今の enthuse・enthusiast に神の意味は残っていないが、「取り憑かれたような熱中」という語感の説明になる。もう一つの流れが硫黄を表す thi / thia で、ギリシャ語 θεῖον(硫黄)が「神聖なもの」を意味する語と同源とされることによる。thiamine・thiazide・phenothiazine のような名前で thi- を見たら、硫黄を含む化合物と読める。