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ゲルマン祖語

*wrōts

英語での現れ方

「根」から「草・薬草」へ意味が広がった語で、英語では単独の wort(草)より、複合語の後半として草花の名を作る役目が中心になっている。前半が用途や見た目を示す仕組みで、liverwort(肝臓に効くとされた草)、soapwort(泡立つ草)、toothwort(歯の形の草)、spiderwort(蜘蛛のような草)、starwort(星形の花の草)、stonewort・sandwort(生える場所)と、訳し方の型が一定している。

注意点は、英語側では「根」という原義がほぼ消え、植物名の語尾として固定していること(forms に見える北欧語の「根」と同じ系統とされる)。逆に言えば -wort で終わる語はほぼ確実に植物名なので、知らない語に出会っても「何かの草」と当たりを付けられる。前半だけを訳して意味の見当をつける読み方が実用的。