西ゲルマン語
*bindā
英語での現れ方
- binebine・woodbine
- bindbind・binder・binding・bindery・bindable・bindweed・unbind・rebind・spellbind・spellbinder・spellbinding・bookbinder・bookbinding
- boundunbound・rebound
西ゲルマン語で「縛るもの・束ねる紐」を指した名詞で、古英語 binde を経て、植物のつるを指す bine に残っている。woodbine(スイカズラ)や bindweed(ヒルガオ)は、ほかの植物に巻きついて縛るように育つことからの名。つまりこの枝は「縛る道具・縛りつくもの」という具体物の側にあたる。
動詞と同じ語幹なので、綴りの上では bind の一族全体がここに合流する。製本の bookbinder・bookbinding・bindery は「紙を束ねて縛る」仕事、spellbind(呪文で縛る→心を奪う)・spellbinding は比喩の側。bound は unbound(束縛されていない)や rebound に見える形で、band(帯・一団)が同じ根であることを知っていると、i / a / ou と入れ替わる綴りが読みやすくなる。