EnglishBattle

Proto-Hellenic

*brəkʰús

短い

short

英語での現れ方

ギリシャ語で「短い」を表した語から「(上)腕」を指す語ができ、ラテン語 bracchium(腕)を経て英語に入ったとされる。brace はもともと腕を守る防具で、そこから「支えるもの・締めるもの」へ意味が移った。braced(支えられた・身構えた)、bracer(補強材)、braces(歯列矯正器・ズボン吊り)、unbrace / unbraced(緩める)が同じ系列で、vambrace は前腕用の甲冑。

「両腕で囲む」動作を表すのが embrace(抱きしめる→受け入れる)で、embracing も同じ。ラテン語の形を保った brach は解剖学に残り、brachial(上腕の)、brachiopod(腕足類)となる。フランス語 bras(腕)を経た系列が brassiere(もとは腕当て・胴着)で、その短縮が bra、braless は「ブラを着けていない」、brassard は腕章。腕→支え→抱く、と意味をたどると、離れて見える語が一本につながる。