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印欧祖語

*dʰrewgʰ-

欺く

to deceive

英語での現れ方

圧倒的に多いのは dream の形で、dream(夢・夢を見る)を核に、dreamer・dreamy・dreamlike・dreamless・dreamland・dreamworld と素直に語尾を足していく。day を付けた daydream(白昼夢)からは daydreamer・daydreaming が派生する。古英語 drēam は「喜び・楽しい音楽」を表しており、「眠っているあいだに見るもの」の意味は中英語期に定着した。この語が「欺く」を表した語根にさかのぼるという説は、夢を「まやかし」と見る発想に基づくとされる。

綴りで迷いやすいのは過去形・過去分詞で、dreamed と(members にある undreamt が示すとおり)dreamt の二通りがある。undreamed・undreamt はどちらも「夢にも思わなかった」で、前者がアメリカ式、後者がイギリス式に傾く。同じ家族に置かれる truck は古英語 trucian(尽きる・当てが外れる)に連なるとされる系統で、現代語の意味は dream から遠いので、綴りのつながりだけを頭に置いて別々に覚えるのが安全。